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国内で最も長い木造人道橋として人波の絶えない月映橋にはある夫婦の美しく崇高な愛が込められています。病に侵された夫が回復しわらじを履き外出できるようになることを願いつつ、自らの髪を織り込み一足の麻のわらじを編んだその妻の哀切な慕情を記念するため、橋の二か所にわらじをかたどった空間が造成されています。橋の中間には月映亭があり昼には荘厳に、夜にはライトアップされた幻想的に美しい風景をご鑑賞いただけます。真夏の夕べには月映夜行と称した夜祭りが月映橋の周辺で繰り広げられます。